日本共産党
神奈川県議会議員

大山 奈々子

おおやま ななこ
誰ひとり置き去りにしない県政へ!
大山 奈々子
ブログ

環境科学センター、龍城ヶ丘公園視察 噂の東京マガジンも。

2020年4月12日コメント 2

コロナ対応の前線で頑張る保健所と衛生研究所に課題を聞き取りたいという思いから、県内唯一の衛生研究所、そして県域の保健所として近くの平塚保健所を視察する案が浮上。懸案だった気候変動適応センターが設置された環境科学センター、平塚で樹林伐採が問題となっている龍城ヶ丘公園も現地をみなければとプランをたてました。4月9日。地元、平塚市議団も同行していただきました。

前者2か所は激務の渦中にあることを考慮し視察側の人数を減らしてすぐにも委員会でとりあげられるコロナ特別委員会と厚生常任委員会担当関係者だけとしました。やはり課題がくっきり見えた形で報告がありました。

環境科学センターはこの間環境常任委員会で接してきた諸課題に関わる拠点で大変興味深く見せていただきました。感染防止のため、一つのテーブルに1人が座る形でお話をうかがい、視察は2グループで回るという形でご対応いただきました。

・マイクロプラの成分分析(食物連鎖の中で人体に取り込まれることもあるが、プラは排出されても表面に有害化学物質を吸着しているためその影響が懸念される)・河口ごとの汚染分析(厚木基地がある引地川の河口は汚染濃度がたかい、問題になった消火剤Pfosの影響か)・アスベスト(は解体工事が終わる前に速やかに診断することが必要、との指摘になるほどと)‣ガソリンべーパー対策(では揮発性有機化合物の対策を国に働きかけを行い、ガソリンスタンドでガソリンべーパーを吸収するところが増えたとか)・県民からの通報で調査することもある。・環境が厳しくなって基準値が下がっている(!)/工場からの排水分析や、下水の定期点検、光化学スモッグ、pm2.5 の高濃度予報など…、

環境監視や環境活動の推進、さらに調査研究にとりくむ施設であること、県内でもこの種のセンターは他には川崎市が気候変動情報センターを4月1日に設置したばかりであり、環境のハブセンターとしての重要な役割を知りました。

中でも一番知りたかったことは気候変動適応センター。昨年設置されたばかりのセンターは、現状、看板と人がいるだけでセンターらしい器材があるわけではないという話でしたが、今年度は熱射病と関係の深い日射量の測定など取り組むという事でした。

課題としてはやはり人とお金になります。かつては100人近く配置されていた人員がいまや半減、またも貴重な人材を削ってきている神奈川県の問題を知りました。そしてその方たちも今はコロナ対応でいろいろな機関へ駆り出されている状況だということでセンターの中の人は少ない印象でした。また、一台1000万円を越える機器は7年リースなどで対応するがそれでも厳しい状況にあります。

さて、私がこのセンターで気になったことばは、「ORVR車」初めて聞きました。給油の際のガソリンべーパーの放出が大幅に抑制されるということで9都県市サミットで提案されました。なんと海外は環境基準が厳しいため、輸出車には装備されているとか。なんだまた環境後進国日本の姿の一端を知りました。

※ORVR:Onboard Refueling Vapor Recovery(車搭載型燃料供給時蒸気回収装置)

PM2.5(微小粒子状物質)や光化学オキシダント(光化学スモッグの原因物質)の低減に向けた新たな取組みだということです。環境政策でも製造者責任より消費者に努力を求めがちな行政ですが、これは国においてもしっかり対策をたてることが必要です。神奈川県もシンポジウムを行ってきたようなので調べていきたいと思います。

さて、龍城ヶ丘公園問題は平塚の市民の声をうけた松本市議からかねてより問題が提起されていました。噂の東京マガジンのダイジェストを視聴することができます!道の駅計画の時に平塚市自体が危険地帯だと判断した土地を、事業者に安全対策をゆだねる形で開発する、市民の命と暮らしを守る公の責任放棄です。

(そもそもが老朽化を口実にプールを廃止という方向性が各地で見られ、そのこと自体疑問ですが)

実際に現場ではものすごい風圧の海風を感じ、一歩松林に入るとピタッと風を感じなくなる防風林としての役割を肌で感じました。

この公園の再整備は平塚市だけではなく県にも責任が問われます。利害関係者の方から県にこの一帯の樹林帯の伐採を禁じ保全するために、樹林帯の保安林指定を求める要望が6000名以上の署名とともに県に提出されています。担当の水源環境保全課に話をきくと、保安林の指定の手続きとしてはまず、要望書の提出者の資格を審査することになる(この開発の利害関係者なのかどうか。居住地の海岸からの距離が問われます)そしてこの審査中に開発が始まってもそれを止める権限は法的にはないのだと。

住民自治を無視した仕組みだなと思います。住民にとって最善の利益がどこにあるのか自治体がしっかり判断できるよう取り組んでいきたいと思います。

コメント

  1. 小林陽一より

    こんにちは
    龍城ケ丘の樹林帯を保安林申請を代表者としてしております
    保安林申請に関しては砂防林として指定されることを想定して、当該樹林地から居住地までの距離を勘案した居住者を選定して申請しております。これは県の土木事務所でも地図を含めて担当者とも確認済みで申請しておりますので問題の発生はないと思います。
    ただ、水源環境保全課の言う審査中に開発が始まっても。。。という点に関してお聞きしたいのですが、居住地までの距離だけが審査されている間に開発が始まっても、ということなのか、距離は問題ないことが認定されたとしても、その後も保安林としての審査は続くと思いますので、どの審査までが法的に問題ない範囲の審査なのかがブログでは読み取れませんでした。
    反対派の市民の多くがプール跡地のみの整備は賛成です
    周辺の海岸林は防災面で非常に重要なもので、この部分の伐採に反対しております
    ご視察いただいたことで明確にご理解いただけたのだと思っております
    今後とも引き続きご支援をいただけますと幸いです。
    なお、本コメントは公開されてもされなくてもかまいません。

    • 大山奈々子より

      小林さん

      コメントありがとうございます。一度二日くらい前に返信をメールの方にお送りしたのですが、送信済になっていないので何かの手違いがあったようです。すみません。
      改めてこちらに公開させていただいた上、返信させていただきます。
      再度水源環境保全課に確認したところ、森林法の適用はあくまで保安林指定の告示後となるので、それまでのいかなる審査段階であっても開発を止める法的権限はないのだということです。
      法的にはなくても、道義的に責任は問われるので、市民の暮らし第一で判断できるよう求めていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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