日本共産党
神奈川県議会議員

大山 奈々子

おおやま ななこ
誰ひとり置き去りにしない県政へ!
大山 奈々子
ブログ

牛たち寂しくないか…津久井農場?計画

2020年7月29日コメント 2

先日、相模原市緑区にある韮尾根(にろうね)の谷に、100万㎥もの土を運んできて農場をつくり、250頭の牛を飼う計画があると聞き、不安な気持ちで上野県議と現地調査に行きました。谷埋め盛土計画の下の方の愛川町区域は県が指定した土石流警戒区域となっています。

鈴木信一議員のコメント

「日本共産党愛川町議団は計画予定地の現場にも行き、公聴会や環境影響評価審査会を傍聴するなど調査する中で、計画予定地の下流域にある愛川町半原は土石流災害の危険性が高いことが分かりました。既に危険が指摘されている場所に、人為的にリスクを上積みすることは絶対に認めるべきではないと考えます。引き続き町民の生命・財産を守るために全力で取り組みます。」

田所市議と愛川町の井上、小林、鈴木の3人の町議に案内していただきました畑野君枝衆議院議員も一緒です。週刊新聞新かながわにも報道された件です。説明してくださるのは地元の自治会の環境委員会!の方です。自治会からは2000名を超える反対署名と要望書が届けられ、自治会に環境委員会が設置されるような事態になっています。

この日は愛川町半原地区の環境を考える会と、韮尾根自治会「環境委員会」共催で、津久井農場計画と谷埋め盛土の危険性について考える講演会があり、桂川雅信先生(伊那谷残土問題共同代表・日本科学者会議長野県支部幹事 環境カウンセラー)が、谷埋め盛土の危険性、業者が示す事業計画図の信ぴょう性、全国で、水環境問題に取り組み、産廃問題などにも詳しい方のお話は勉強になりました。印象的な言葉をご紹介します。

●谷に土砂を入れれば必ず流出する 技術がカバーすると思っているのか。

●低頻度巨大災害から目を背けない

●阪神淡路大震災では谷埋め盛り土の38%が地滑り被害を受けているそのうち震度別では震度5強で1% 6弱で39% 震度6強で68%が被災

●科学者たちの切なる願い3,11で勝ちえた教訓

●緊急時の身の安全を地域住民皆さんで考えること

●人はみな不幸な予測を回避症とするがこれでは防災対策はできない

●土木構造物の欠陥を指摘するのは科学技術者の良心であり、将来世代への責任

●土木構造物の欠陥はほとんど知らされていない

●環境影響評価の委員会で盛り土の安定計算の方法を見せるべき

●環境影響審査会の土質係数が要求されてどこから持ってくるかわからないのでわからない。

●青森の産廃処分場が放棄されてしまっている。 業者が設けた後いなくなる。倒産する。地元に押し付けた。環境省が税金を使って処理した。

●神奈川県の審査基準では盛り土上の雨水排水施設は10年に1回の降雨強度で設計すればいい。今や100年に1回200年に1回の雨となっている想定外ではない。

●林地開発審査は県が行うというが、地下水位の記述がなく、基準に問題がある。

●谷埋め盛り土の安全性は極めて低い下流域に集落や公共施設道路などあるとやめるべき

後段、森林法や県の条例が実態に合わなくなっている話で昨年の私の河川改修に関する質問を思い出しました。県のセーフティリバー計画は50ミリや60ミリの降雨を基準と考えているが、近年の豪雨は70や80ミリ/h は頻発しているので実態に合わなくなっていることを指摘したものです。

DSC_2353

大きななぞは3つ

・この100万から計画変更で60万㎥になった埋め立ての土、どこから搬入されるのか知らされていない。

・250頭もの牛を管理するという農場経営者は茅ヶ崎から通うという。夜の牛はどうなるのか。

・下流に当たる民家の危険性が指摘された際、事業者は、あの家は引っ越すことになっているといったがこの家の人には打診もなかった。

地元の環境委員会の方々は当初、酪農なら変な開発はしないだろうと思っていたところ、公聴会などで説明を聞けば聞くほど不安が増したといいます。

土砂災害警戒区域の上流域に土砂崩れどころかごっそり盛土ごと滑り落ちてくる危険性があるものを造る問題です。またも利潤追求と命を天秤にかける問題です。なんとかしなければ。

この日、3密回避しながら70人を超える参加者でした。国民民主党のごとう祐一畑野君枝両衆議院議員も参加しました。

帰りは私はリニアの駅となる予定のJR橋本駅まで送っていただきました。農場の土はどこからもってくるのか知らされないのはおかしいねと話しながら。

コメント

  1. 一宮眞理より

    私も、8月のお盆時期に現地を見に行きました。かな新記事で農工大先輩の桂川氏がこの問題に取り組んでくれている事と私の住む茅ケ崎の事業者が絡んでいる事が私を現地へとかりたてました。リニア工事残土処分が目的の土木事業になるだろうことは容易に察せられました。今後複雑な利害関係が入り組んだ問題を呈するとは思いますが、極めて大切な森林が破壊され人々の命が脅かされる案件です。何としても本事業の差し止めとリニア事業の永久中止を実現するために、私もできることをやりたいです。相模川河口域に住む住民としても。

  2. 大山奈々子より

    一宮さん

    コメントありがとうございます。
    駆けつけてくださったんですね。上野議員も一般質問で取り上げましたが
    国の林地開発許可基準は正しいの一点張り。
    国のやることを黙って見過ごすだけなら地方行政の存在意義がありませんよね。
    地元住民の命と暮らしを守る当たり前の役割を果たさせたいと思います。
    お力かしてください。

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