日本共産党
神奈川県議会議員

大山 奈々子

おおやま ななこ
誰ひとり置き去りにしない県政へ!
大山 奈々子
ブログ

そうか、もう君はいないのか

2021年1月27日コメント 2

このタイトルは作家の故・城山三郎さんの、亡き妻への想いをつづった回想録のタイトルです。城山さんといえば個人情報保護法案に猛烈に反対した方として聞いたことがあります。今、検索すると参院個人情報保護特別委員会の参考人招致の時の訴えが2003年の赤旗の記事になっていますので、はりますね。こちらです。

さて、母が逝ってひと月経ちました。ひと段落すると、寂しさが襲ってくるよといわれていますが、大津で母を送り、年が明けてすぐ横浜での生活になったので、いないことを忘れる時もあります。でもいろいろな場面で、「そうか、もう母はいないのか」と思うのです。

・母の名前で郵便物が転送されてくるとき。・12月分の水光熱費の請求書。母は24日まで生きていたんだな、と。レンタル手すりの請求書。(トイレに設置したもの、死んですぐ撤去に来られたな…)・過払い後期高齢者医療費の返還手続き・過払い介護保険料の返還手続き、お隣の方が母のリクエストに応えて作ってくださっていたキューちゃん風お漬物を食べる時。娘が作ってくれた切り干し大根の和え物「切り干しは、ばあばのうちからもらってきたものだよ」「そか…」

NHKの朝ドラ「おちょやん」の次のドラマの告知を見た時、「おちょやん」までのすべての朝ドラを私は物心ついたころから母と一緒に楽しんできたことを思う。離れて暮らしてもその話題で盛り上がったり。とうとう次のタイトルを母は知ることはないんだなー。私の化粧ポーチにまだ、化粧水の小瓶が入っていた。病状が不安定だった母がいつ入院になっても行けるように備えていた。カード会社から新幹線代の請求12月24日。この時、母が心肺停止で見つかったと聞き、私は観念していたが、ついてきてくれた娘はばあばの生還を信じていたという。何かとまだまだ生々しい。

一方、母の死により発生した事務の中で別な意味でいろいろ思うことあり。

●死亡保険金の受取時、マイナンバー申告書が必須書類として挙げられている。悩んだ末、「申請したくないんです」と連絡するとあっけなく「あ、大丈夫です。無くても受け取れます。再度申請をお願いする言葉を印刷した書類をお送りしないといけないことになっていますのでご了承ください。」マイナンバーの普及に執念を感じます。

次に未払い年金問題。事務手続きの中で一番面倒だったのはこれです。母には10、11月までの年金しか振り込まれておらず。年金事務所に年金支給停止依頼の電話をした際、未払い分をお支払いできますとのこと。連絡を待っていたところ、届いた書類に書かれている《受け取れる資格》は「生計を同一にするもの」という条件が付されている。何で条件をつけられなくてはいけないのか。ちょっと私はイラっとしました。母が積み立て、母が受け取る権利があった年金。本人が死んだら出し惜しむのか。自分の葬儀に当てるとか、子どもに残したいとかそういう思いもかなえられないのか。私は母とは完全に生計は別だったが、正統な相続人として母に代わって受け取る資格はあるはず。役所に抗議かたがた電話すると、「時々仕送りとか家事の手伝いに行ってらっしゃる例があれば大丈夫です。」そういうことを言われる筋合いもないと思いつつ、意地でも母が受け取るべき年金は受け取るぞと、写真にあるようなたくさんの書類と、時々親元に行っていたと証言してくれる3親等以外の証人のサインと印鑑までつけて今申請中です。これもマイナンバーを持っていたら簡素化されるそうです。”(-“”-)”

 母に電話するタイミングがなかなかとれなくて、長く歩くタイミングをみつけては電話していた癖で、今日も関内の駅を降りた際、スマホに手をかけようとして、そうか、もう、と思いました。帰宅の際、新横浜で新幹線乗り換え口を通るたび、母の体調が悪化してからは回数券を買おうかと考えたことを思い、もうあまり乗ることもないのかと、9年前に父を、先月母を亡くし、ふるさとが遠くなったことを感じつつも、今回、母の生活を支えてくださったいろいろな方といろいろ連絡をとらせていただき、新たな交流も生まれたことが母の遺してくれた大切な絆だと思っています。まだまだ母がお世話になった方々にご連絡行き届かない面もあり、お手紙も書かねば。そうこうしながら、親のいない状況に慣れていくんでしょうね…。

コメント

  1. なめねこより

     昨年末、姉が長女(私の姪)が結婚するということで我が家に報告に来ました。その時は妻ではなく私が食事を作ったのですが、姉から「あなたの料理、お母さんの料理と味がそっくりだね」と言われました。また、会話をしていた際に「あなた、言うことがお父さんに似てきたねぇ」とも言われました。両親を真似ているという意識は特にないのですが、知らず知らずのうちにいろいろと受け継いできたのかなぁと思いました。ちなみに姉も母に似てきました。姉を見ていたら容姿以外の面でも母の面影を感じました。
     少し大袈裟かもしれませんが、「肉体は滅びても魂は死なずに受け継がれる…とはこういうことなのかな?」と思った一日でした。

  2. 大山奈々子より

    なめねこさん

    ありがとうございます(´;ω;`)ウッ…
    母に似たい部分も似たくない部分もあり複雑ですが、間違いなく魂は受け継がれていくのでしょうね…
    まだまだいわゆる四十九日もまだで、死が実感できないですが、おかげさまで癒されました。

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