戦争する国づくりストップを!
ひたむきに県政
神奈川県議会議員

大山奈々子

おおやま ななこ

活動日誌

箱根を視察 温泉地学研究所で懇談

2015年8月3日
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夏の間に私たち共産党県議団は多くの団体と懇談しつつ、視察にいくべきところにどんどんでかけています。7月28日は箱根に行きました。この日はだいたい男性議員がリニア関連視察、女性議員が箱根と別れ、地元で抜けられない用事があった加藤議員は藤沢に行きました。

箱根町では町議の山田さんが案内してくださいました。山田議員は私の初回の選挙に応援に来てくださった方でもあり、その楽しいお人柄はよく存じておりました。後部座席に3人が座り、両方の議会の話に夢中になり、同行の県委員会の男性たちがルートがわからなくて困らせました。

お昼に立ち寄った芦ノ湖畔のお店では、

ともかく町からの情報が無くて、観光客の方にも説明できないのが困る。

レベル3だけれど避難していないところは大丈夫というと、無責任だとネットで叩かれた同業者もいる。

ロープウエイが停まってから一日に来客が一組だけという日もあるとの話、

同業のかたも、人を使っているところほど、人件費が払えなくて休業している。

店をたたもうかと悩んでいる。

店を開ければ赤字になるけれど来てくださるお客さんのためにも町のためにも開けなければと思っている。

町で一番盛り上がる夏の祭りも中止せざるを得なくなった。

降灰や噴気するものを吸い込んで健康への影響が心配だ。

などの窮状を聞きました。IMG_1890

飲食店、釣りの店、ガソリンスタンド、どこも観光客が例年の半分どころではないとおっしゃっていました。保養所などが閉鎖していることが響いているようです。そしてどこも、融資の優遇措置がとられても、火山が収束する当てがないから借りるわけにはいかないと…。無利子の返済期限が猶予のあるものならありがたいという声もありました。

街では火山活動の活発化に伴い、災害対策基本法第63条に基づき、大涌谷周辺の想定火口域から約700mの範囲を警戒区域として、立ち入りを規制しています。写真は姥子のゲートです。

そして温泉地学研究所では主任研究員の萬年さんにお話をうかがいました。県議会、代表質問で団長が箱根、温地研の監視体制の充実を求めた時に、専門の職員の配置を前向きに検討する答弁がありました。態勢は大丈夫なのか…左から山田町議、萬年さん、君嶋県議。私です。

IMG_1892

一番忙しいのは議員対応ですね(笑)と皮肉で始まった懇談でしたが、災害レベル認定をめぐっての気象庁との息詰まるやり取りのこと、温地研の果たす役割、各地方でこのような施設が重要なのではという示唆など興味深い話がたくさん聞けました。そして必要な機材はあるが、それを読み解く技術を持っている人が足りないという話がでました。

そして横浜に戻ってから県委員会の政策担当の人々をまじえて県や国に何を求めていくべきかを練り上げました。要請につなげます。

これらの経験を通じ、有珠山マイスターと言われる方が箱根で講演された時の言葉が印象に残っています。「日本は火山国。観光も温泉も火山あってのもの。災害とはずっとつきあっていかなければならない。」

それであるならば、日本に40人しかいないといわれている火山の専門家や地質学者の育成、国、自治体の監視体制、避難計画など真剣に取り組んでいく必要があると感じました。

箱根観光を考えるみなさん、大涌谷周辺は行けないけれど、芦ノ湖はきれいだし、緑も深く、いいところです。噴煙をみること、噴気の音を聞くこともできます。(音は最初に視察した加藤議員が恐ろしいような音だと聞いていましたが、小さなものになっています。)危険が及ぶようなことのないよう監視はされています。住民は普通に生活しているところです。火山情報に気をつけながら箱根を楽しんでください。

欧米人はこういう生きている地球を実感できる体験などは大好きで自己責任の考えもしっかりしており、火山体験ツアーを組んだら喜んでヘルメットかぶって来るでしょうと、これは海外通の方に聞きました。

 

 

 

コメント

  1. 中村 孝より2015年08月04日 05時47分

     やはり、専門家不足ですよね。
    イタリアやインドネシア(だったかな?)の方が充実した監視体制ができているようです。ここでも国の姿勢となります。

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