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ひたむきに県政
神奈川県議会議員

大山奈々子

おおやま ななこ

活動日誌

茅ヶ崎保健所はいかに。衛生研究所も訪ねました。

2016年8月20日
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現在、茅ヶ崎市内(茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目8番7号)にある「茅ケ崎保健福祉事務所(保健所)」は神奈川県が運営しており、茅ヶ崎市は「保健所政令市」へ移行することを目指し、準備を進めています。

(茅ヶ崎市HPIMG_5895no1IMG_5894

 

以前、県内の他の保健所で働く皆さんやOBと懇談した際、保健所政令市(上のHP中に説明有り)となる茅ヶ崎保健所に関しておおいに懸念の声がありました。

「今、同時に担っている寒川町域の業務も引き継ぐと言うが、市の職員が隣の町のことをどこまでやれるのか」「身近になるというが感染症など広域で横断的な対応が可能なのか」「今でも過密業務なのに人員配置は適正になるのか」というあたりを調べるため、寒川町、箱根町(小田原との関係で寒川のような立場になる懸念あり)茅ヶ崎市の議員団とともに訪れました。

移行への経緯はこちらです。またも緊急財政対策による財政縮減のための移行です。要約すると、市の端にある衛生研究所とまとめてしまうぞといわれたので、市の中心部から離れては不便との判断でやむなく保健所政令市移行を受け入れたということでしょう。県の職員は5年かけて経験を市の職員に引き継いでいくといいます。懸念されることをうかがったら、情報が広域の時のようにくるのかと、これは県にも伝えているという事でした。業務が身近になるというメリットを語られていましたが、私はやはり隣町の寒川町のことをどうするのかというところは極めて不安に思えました。

市民の皆さんのご意見はこちら

(パブコメの公表について、都合の悪い中身でも率直に公開されているという印象があります。)

築45年ということで、やはり県立施設のご多分にもれず(と自虐的なことをいいたくないのですが)、雨漏り、外壁のひび割れ、電灯の歯抜け、植栽の伸び放題、などなど、保健所からデング熱が発生しそうな情況だったことが哀しかったですね。授乳室もありませんでした。建て替えの費用はどちらがもつのか。これも市に任せるのか。写真の看板の下部にある

神奈川県園芸協会や、暴力相談室(暴力団対応が多い)、神奈川県不妊不育相談専門センターなどは他へ移転となるようです。今までここで慣れ親しんだ利用者にとって不便になりませんように。

 

このあと、茅ヶ崎市の西端にある県立衛生研究所を訪ねました。

  なんとこちらは美しい建物でした。県内に複数あった衛生研究所を統合したものです。保健所を通じて検査を行います。食品添加物のところでは実験結果のパネルを見ると、食材の買い物が怖くなります。放射能、遺伝子組換え、アレルギー、ウイルスなどなど、食中毒や伝染病などに対応する本当に重要な研究が行われています。 が、どなたに聞いても人手不足のようでした。

10万人当たりの県の職員は全国一少ないと誇って(投資家向け資料。財政負担が少ないから第一位と評するのだそうです。)いる神奈川県。知事もこれ以上減らせないと言っています。公務員攻撃していればウケるというのが世の中の風潮。こういう施設の人員も減らされてきたことを思うと、健康や命に直結します。いろいろな被災地の復興が遅れるのも公務員不足が大きな要因です。公務員を減らせということは自分の首を絞めることだと思えます。

そしてこの施設が何故PFI方式なのか。いのちに関わる研究を安くあげる対象に選ぶこと自体が大きな疑問です。

県の本来的な役割をまたも考えさせられた視察でした。

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