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神奈川県議会議員

大山奈々子

おおやま ななこ

どうなのかな

教員免許状の失効による失職 この制度の問題を改めて考える。

2017年4月28日
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2009年に教員免許更新制度が導入されて8年になります。日本共産党としては物言わぬ教師づくりにつながるとしてこの制度に反対しています。

・・・

本日、28日、記者発表があり、県立高校の男性教諭が教員免許更新手続を失念し、免許更新の修了確認期限である平成29年3月31日を経過したことから教員免許状が失効し、同日に遡り失職となったことが報告されました。

【判明の経緯】は、

当該教諭が免許更新の修了確認期限を過ぎていることに気づき、平成29年4月27日に管理職へ報告して発覚したということです。

生徒への影響と事実判明後の対応は、平成29年4月10日から27日まで授業を実施していましたが、この間の授業につきましては、適切に行われていると学校長が認めており、生徒への影響は生じません。

本日付で保護者に対してご連絡するとともに、5月1日に説明会を開催し、謝罪等を行うとのこと。

本日付で各県立学校に対し、全教員の免許状の調査を指示するとともに、教員免許更新手続きを確実に行うよう徹底したということです。

・・・・・

教職員人事課に確認したところ、これは県立学校としては初めての失効例であることがわかりました。

こういうことのないよう、何重にも期限を確認するシステムは機能しなかったのでしょうか。再度取得は可能。講習を一定程度受講しておられるので、残りを受講すれば免許取得は可能。そして改めて教員試験の再受験になるのだそうです。

なんともやりきれない事例です。事故とでもいいましょうか。

期限を少し過ぎただけで、救済策がなく、一挙に失効。子どもたちにとっては親しんだ先生が急にいなくなります。制度そのものも問題が多いですが、その2012年から2014年のうっかりの失効とみられる例は全国で74人だそうですが、突然、職を失う罰則があまりにも厳しく、少なくとも生徒ファーストの措置ではないと思います。更新を忘れないための措置、忘れた際の処分の見直しと合わせて、更新制度そのものを見直す必要がありますth41X4U1DK

 

全日本教職員組合が教員向けに行ったアンケートがあります。

各政党に質問状を送った方のブログより。政党のこの制度に対する見解の違い。

コメント

  1. 鈴木やすより2017年05月01日 16時54分

    教員の免許更新制度自体が何か作為的(政治的意図)なものを感じますね。因みに
    弁護士、税理士、公認会計士等の国家資格は更新手続き(登録は必要ですが)は無い様子です。因みに私の有している社会保険労務士は職業倫理を保持 するためとの名目で「倫理研修」を5年に1回の受講が義務付けられております。
    先日(4/28)、文科省が「2016年度の公立中学校教員の勤務実態調査」の速報値を公表しました。詳細は省略しますが中学教員の6割が過労死ラインだと言います。私は免許更新の講習等の時間も惜しんで勤務せざるを得ないのが現実のような気がします。子どもの教育の側面からもまた教員の「生命と健康」の側面からも教員の長時間過密労働を是正することも喫緊の課題だと考えます。

  2. 大山奈々子より2017年05月02日 23時32分

    鈴木さん

    そうですか…いろいろな士業において更新の仕組みがある方が少ないんですね。社労士は5年に1度の講習…。
    そうなんです。先生に悪気があるはずもなく。
    ご指摘のとおり。
    教員多忙化、連日紙面をにぎわせていますね。

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