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ひたむきに県政
神奈川県議会議員

大山奈々子

おおやま ななこ

活動日誌

神奈川過労死等を考える家族の会 結成記念の集い

2017年5月27日
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5月25日。この会を祝うべきかというつぶやきが聞かれ、懇親会の中ではご家族の方から「こんな会が活動しなくてよくなってほしい」、という発言も聞かれましたが、神奈川の会の結成そのものは闘いの一つの到達であり、お祝いしたいと思います。

会のニュースより

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全国過労死を考える遺族の会派は、1989年以来、長時間・過重労働で命や健康を奪われた被災者や遺族が、悲しみを乗り越えて集まり、苦しみを共有する中で発展してきた団体です。現在全国11カ所を拠点に活動しています。

会は、悲劇を繰り返してはならないとの思いから、過労死等防止対策推進法制定に取り組み、2014年6月、法律は党派を越えて成立し、同年11月から施行されています。

しかし悲劇はなくなりません。私たちは神奈川でも、被災者・遺族が辛さ・苦しみをともにし、手をつないでいきたいと思い、このたび「神奈川過労死等を考える家族の会」を結成しました。

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会場はこのステキな開港記念会館です。県庁の目の前にあり、この建物にカメラを向ける方がたくさんいらっしゃいます。

 

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基調講演は過労死弁護団全国連絡会議 幹事長の 川人 博弁護士。

電通の過労自殺事件後、電通幹部に対しても講義された方です。

30年前は労災申請をしても精神疾患や自殺は申請自体がほとんどなく、5%しか認定されなかったが、1991年には全国過労死家族の会が結成され当時は労働省は過労死を改善するつもりはないと言っていたが、闘いの中で脳や心臓疾患にとどまらず認定基準が改正され3割前後認定されるように引きあがってきた。過労死防止法が成立し、「国の責務」が明記された。この歴史を昔の映像を使って説明され、感動的でした。

印象的なお話は

〇労働時間を的確に認定することを過労死予防の前提条件とする。デジタル化の中で記録をとりやすくなったものの、企業は依然として労働時間を過少に認定するよういろいろな対策を講じている。

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〇医療現場などの深夜交代制勤務の過重性を考えれば、80時間と言わず、残業時間があればすべて労災認定すべき。

〇フランスでは今年1月から業務メールをみない権利が定められ、夜9時以降は職場からのメールをあけなくてもいいこととなった。

〇新人教員の公務上の災害認定の闘いはすべて勝利している。

〇オリンピックで人を殺してはいけない。働き方改革の中で建設業や運送業は規制対象から除外されており、この3月に新卒の建設業の方が亡くなった。施設整備が遅れており、国の威信をかけて工事が急ピッチで行われている。自宅にも帰れず現場で寝泊まりするような苛酷な労働実態だった。健康的な祭典の陰で若者の命が奪われた。

〇風邪をひいた夫に妻が「明日は休めないよね」、という風邪薬のCMは問題。このCMの制作会社はあの会社だった。

→同感。かねてよりこの手のCMの罪深さを思っていました。今日見たNHKの「ひよっこ」もそう。有村架純扮するみね子たちは、トランジスタラジオの製造下請け。親会社が業績悪く突然給与が一割もカットされるけれど何も言わない。諦めている。昭和40年代だとはいえ、こんな話をこの時代に開設無しに流すのかと疑問。

〇過労死「等」は労働災害全般を指す。

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会の代表の工藤さんが最後にご挨拶されました。

「神奈川は産業が発展していて、企業もたくさんあります。私たちのように過労死で家族を失って声をあげられないでいる人がもっといらっしゃると思うのです。そういった方々とつながって行けたならと…」という趣旨のご発言がありました。

家族を失った悲しみの中から顔を上げ、同じ思いをする人を二度とうむまいと立ち上がり、手を結び、まだ見ぬ人の辛さに思いをいたすその強さに打たれました。

工藤さんの夫さんは公務災害です。

私は県議会の文教常任委員会で、一昨年だったか、中学校の部活動を取り上げていました。県が行ったアンケートで中学生の28,3%もが毎日休みなく部活を行っているという実態を挙げて、部活が子どもの負担と同時に教員の多忙につながっている。週一日の休息を徹底させるべきと質問しましたが、事前の聞き取りの中で、そのころは「部活が多忙化の要因だという視点はなかった」という声も聞かれ、現場と乖離している認識の甘さを感じました。

教員がネット上で部活動の多忙化解消の署名を始めたということも契機となって質問しましたが、機を同じくして文科省の方でも世論も、部活動問題が取りざたされるようになりました。

この日は共産党と民進党の市県国の議員たちが来ていました。命を守るため、労働の尊厳を守るために力をあわせていきたいと思います。

〇〇〇 ぼくの夢 〇〇〇

大きくなったら

ぼくは博士になりたい

そしてドラえもんに出てくるような

タイムマシンをつくる

ぼくはタイムマシーンにのって

お父さんの死んでしまう

まえの日に行く

そして「仕事に行ったらあかん」て

いうんや

(1年生当時。父親を過労自殺でなくしたマーくん)

 

コメント

  1. 金澤順子より2017年05月27日 06時16分

    校務災害? 公務災害?

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