NHKの朝ドラは欠かせません。世論形成にも一役買いますし。
夫のウイスキーつくりをサポートするため、スコットランドから日本に嫁いできたエリー。今日は日本語で夫婦の呼称を教えてもらいました。
エ「主人?」近所の女性「まあ…キングのことやな」
エ「奥さん?」近所の女性「まあ、うちの中にいて仕事する女中、ハウスメイドやな」
エ「!?…ありえない!」
私の実家の母は人権感覚を普通に持っていますので、父のことを主人とは呼びませんでした。ですから私も呼びません。国連NGOの新婦人の中でも、男女平等をめざす中で「主人」はありえない呼称と考える仲間は多い。そうでない人もいます。
母が思い出して話した話。「小学校のプール掃除にお母さんたちが参加した時に参加者名簿が全員お父さんの名前を書いたはったんや、なんぼなんでもひどいと思ったな。あんたら、お父さんがモップ持ったんか?ちゅう話やな。」この家父長制の色濃い影響はほんの40年前ほどの話。日本のジェンダーフリーは先が長い。
存在が意識を規定します。安倍首相はじめ日本会議派は古き女性観をもっています。まず女性自身が意識的に言葉を選んで使いたいと思います。