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ひたむきに県政
神奈川県議会議員

大山奈々子

おおやま ななこ

活動日誌

ともに生きる社会かながわ憲章推進特別委員会の議会報告会@相模原

2017年11月4日

議会報告会について。

県議会って何をやっているんだろう、ということで、県庁から外にでて県民の皆さんの前で議会審議をやり、その後で意見交換会ということで県民と県当局と議員が交流するという取り組みが行われるようになってまだ日が浅いといいます。

県のHPで調べると2年前からですね。

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開催の趣旨

 神奈川県議会基本条例第12条の規定により、広聴広報機能の充実を図り、「常に県民とともに歩む県議会」として、議会の活動を身近な地域で県民に伝え、県民の声を直接いただくことを目的に開催する。

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今年度はこれだけある

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東京オリンピック・パラリンピック・ラグビーワールドカップ特別委員会ともに生きる社会かながわ憲章推進特別委員会社会問題対策特別委員会経済・産業対策特別委員会教育・スポーツ振興対策特別委員会安全安心推進特別委員会健康・社会問題対策特別委員会経済活性化・産業振興特別委員会

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特別委員会の中でもともに生きる社会かながわ憲章推進特別委員会にその役が回ってきました。会場はこの委員会が発足するきっかけとなった津久井やまゆり園事件の起こった地域ということで相模原。相模湖らんどプレジャーフォレストさんに場所をご提供いただきました。キャンプ場に温泉に、テレビにも紹介された巨大なアスレチック。議会報告会だけで帰るには本当にもったいない楽しそうな場所でした。お礼をこめてご紹介します。こちら

70人もの傍聴者にお集まりいただいた報告会。合間に記念撮影

会場までは橋本駅まで行き、ここ、リニア開通で移転が強いられる県立相原高校に集合しました。

私は過去にもリニア問題視察でここを訪れ、地域の方が行き交う校庭、豊かな実習林や土壌や牧舎を見せていただき、牛や豚の顔を見て、一朝一夕で培えないこういう財産を危険にさらして採算性もなく環境破壊の危険性も高いリニア推進に道理がないと確信を深めました。

なかでも共産党と同い年のこの楠(くす)の木に心ひかれました。移転はかなりな困難を伴うとされています。議会局の用意してくれたバスはこの前に停まっていたわけですが、リニア推進派の議員のみなさんにはクスノキの嘆きが聞こえたでしょうか。

さて、ここから小一時間のって到着。開始までこのようあコテージで休ませていただきました。

議会報告会には参考人の方に来ていただいていました。

津久井やまゆり園の家族会の代表の方、障害者自立支援協議会会長の方、知的障害施設団体連合会の方など、利用者、支援者、事業者と様々な立場の専門家の方々です。議員はいつもの委員会とは違って、県当局以外にも参考人の方にも質問をしていきました。

新しい国会では与党が質問時間を伸ばすことが提案されていますが、県議会では会派の議席数に応じてドント方式で配分されているため、この委員会でも自民党が45分、民進が15分できても共産党は私1人なので10分しか割り当てられません。

私は津久井やまゆり園の再生基本構想に関しては先行会派がおおむね聴いていたので、障害者施策全般についてとりあげました。

「とも生き(略称)憲章を作っても理念の普及だけでは変わらないので実際の施策改善につなげる努力が必要。

憲章を普及する中で、応援宣言をしてくれている化粧品会社がある。実際に障がい者施設にメイク教室を行ったりという施策につながっている。こういう企業のご協力を広げていく努力も必要。

また、市町村でHPで紹介してくれているところがあるが、これも紹介どまりではなく、開成町では町長さんが自らこの宣言を町政に生かすことを読み取りソフトを用いて発信してくださっている。こういう実際的な施策に盛り込まれるよう市町村と連携してほしい。」

参考人のみなさんには、事件の原因となった差別意識がどこから醸成されたのかという問いかけを事前に届けてありましたのでご回答いただきました。

障害のあるものとないものが隔絶されてきたことが差別意識を産んだ。身近に障がい者がいる環境が必要だというご意見がありました。また、ヘイトクライムを行う当事者がテレビのインタビューに答えていた例を引用し、非正規雇用で働いていて生きづらさを感じている。その人がさらに立場が弱い人に向かってしまう。という回答がありました。

生きづらい世の中を変えていくのは政治の責任でもあります。

私は時間があったら持論を展開したいと思いましたが、以上のような展開で終わりました。いう時間がなかったこと。それは学びの環境です。

このブログでも再三取り上げましたが、障がいがなければ作ってもらえる学校。障害のある子には建設が遅れに遅れ、県内には適正規模の180%や200%にもなる特別支援学校がいくつもある。間に合わないから分教室でなんとかしのぎ、障害が無い子たちの空き時間を縫うように使っている。こんな実態が、「あの人たちは大事にされなくてもいいのだ」という差別意識につながるのは当然ではないか。

学びの機会均等めざすべし。これは声を大にしていっていきたい。

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この後の意見交換会では、津久井やまゆり園の近くに住んでおられた方などを中心に多彩な意見が出されました。

・障害者の害はがいと書いてほしい

・大規模の建て替えからいろいろな選択肢を増やしてもらってありがたい。

・指定管理者になってから施設で3~4人も亡くなっている。

・地域は最初はやまゆり園建設に反対したが、のちに地域の雇用も生み、商店の販路にもつながった津久井やまゆり園とともに交流してこれた

・やまゆり園が急傾斜地崩壊指定区域に当たる部分がある。避難訓練をすべき

・そんな危険なところに建設すべきでない

・津久井やまゆり園の再生基本計画にかんし、考える会を結成して県に要望を届けてある。ぜひ考慮してほしい。

などなど。

最後に参考人の方々のご意見で印象的だったことは、

その場での大規模施設の建て替え計画を、疑問視する声を受け止めて地域移行の選択肢を決められたのは評価できる。

家族会はかながわ共同会にやってもらいたい。

しかし移行先の選択肢が少なすぎる

適切な支援をするには人もお金も必要だ。しっかり予算をつけていくべき。

支援の質を高めるためには非正規ではなく正規雇用で研修なども必要。

などなど。

大勢で議論すると本当に参考になる視点が出てくるものだと思います。県としては耳がいたい声にも真摯に耳を傾けて政策に反映させてほしいと思いますし、相させるのも議員の仕事だと考えました。

率直に意見が交換できたということでは有意義な場でした。

参考人のみなさん、傍聴のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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