戦争する国づくりストップを!
ひたむきに県政
神奈川県議会議員

大山奈々子

おおやま ななこ

活動日誌

「ガマン比べを終わらせよう。緊急院内集会」生活保護制度改悪の裏話、生活実態を学ぶ

2017年11月15日

 

いのちのとりで裁判全国アクションが参議院議員会館でありました。

2013年に平均6.5%・最大10%の生活扶助基準の引き下げが決められ、3回に分けて実行されました。
この史上最大の生活保護基準引き下げに対して、現在、全国29都道府県、940名を超える原告が違憲訴訟を提起し、国・自治体を相手に裁判で闘っています。

私は議会で小田原ジャンパー問題への県としての対応を取り上げたいと思っているので参加しました。

国を守るには安全保障と社会保障の二つがある。対外的な安全保障も大事だけれどこの国に生きる人の安全保障をこそ考えるべきだという話から始まりました。

元ケースワーカーの方のお話では、厚労省の基準部会では委員のみなさんが削減に抑制的であれという意見を述べていてもそれがほぼ無視される形で基準の引き下げが行われてきたことなどを知りました。

〇基調講演では憲法学者の木村草太さん。生活保護の基準の引き下げに物価水準に連動させることを口実とされているがその算定がテレビやパソコンなど日常品ではないものを物価の基準にしている不当な基準設定なのだという話、消費水準の算定も、生活保護を利用する資格があっても利用していない人たちが含まれている10段階の所得階層10番目の数値は生保世帯より低くなるのは明白なのにそれを基準にすることの問題などを知りました。

また、住宅扶助の切り下げで2万世帯が引越しを余儀なくされたこと、公営住宅では数万世帯が引越しをうながされていることなども。

そして経済政策や防衛政策との関係で生活保護費を削減することは憲法違反であり、正義にかなったものにするために生存権を保障しなければならないと。

髪が伸びて別人のような木村草太さんでした。

〇堺市でケースワーカーをしていた方は、今は大学の先生になっておられますが、ケースワークをする中で生活保護世帯の大学・専門学校・短大への進学問題に特に関心をもち、堺市ではケースワーカーのみなさんが勉強会を行いついには市として実態調査が行われた話がされました。一般世帯の大学(短大・専門学校を含む)進学率が73.2% しかし生保世帯は33.1%…浪人生まで入れたら一般家庭は80.6%…誰もがいろいろな夢を見ることを可能にできなければこの国の政治は失格だと思います。

母親が離婚してから病気になり、専門学校に行くお金はでないし、高校を出て進学すれば世帯分離でその子のぶんは保護費がでない。専門学校で技術を身に着けようとがんばるが、奨学金という名の教育ローンは3年で600万円にもなり、週五日夜遅くまでアルバイトし、交通費を浮かせるために自転車で朝早く起きて通学、土日はフルにアルバイト。見かねた病気の母親が働こうとするので、けんかになる…

大学や短大、専門学校への進学率は一定してもはや80%を超えている、健康で文化的な最低限度の最低限度は時代によって変わってしかるべき。かつては高校の学費もでなかったが、高校進学者が増えて支給されることになった経緯がある、高等教育への扶助も拡充していこうと。

大学や専門学校に通う子を世帯分離して無理に独立扱いしなければこういう事態にはならないし、その判断は局長通知でできること。大学生への世帯分離をなくし保護を続けるには200億でできる。(ここでまた私は戦闘機一機200億の話を思い出すのであった。)

民主党政権になって母子加算が復活したとき、そしてこの堺市の調査が引き金となり、今年の11月には厚労省が生保世帯の大学生の実態調査をすることになって政治力の影響の大きさを実感されているとか。

 

生活の実態では、当事者の方たちが、生活実態を話されました。生保の人は病気を抱えて暮らしていらっしゃる方が多いのですが、今日のご報告もそういう方たちがお話ししてくださいました。世帯分離したのに子どもさんは障がいがあって働けない…特別扶養手当をもらうとそれが収入認定されて保護費が削減される。

92歳の方。老齢加算が削られる中で娘と二人生きているが、音楽を聴いたり、映画を見たりすることもできない…。戦争に向かうと社会保障が削られる。もう戦争はさせない。

シングルマザーで子ども5人育てている。小学校の学費も授業料と教科書だけが無償。学校からお便りが来るたびに今月は例えば遠足にいくらかかるのか心配して読み込んでお金を工面する。子どもたちも行事に参加できるかいつも不安でいる。キツキツの服や靴を履いている…

子どもは社会の宝じゃないのか。

今日は時間がないのでここまで。

いのちのとりで、守り抜きさらに「拡充することが今の政治の役目です。

 

これは冒頭あいさつした山本太郎さん。国会議員が何人も挨拶に来られました。最初は立憲民主のひとばかりで、共産党の議席が減った悲しさを感じました。後で倉林さんがかけつけてくれて畑野さんの秘書も来られました。倉林さんは来年に迫った医療と介護と年金の大改悪に加えて生保も削減の危険性を阻止していこうと話されました。

がんばらなきゃ。

 

 

 

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