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ひたむきに県政

神奈川県議会議員

大山奈々子

おおやま ななこ

活動日誌

泣きそうになった。女性議員研修 知的障害者の大学と児相

2018年5月30日

都議会の上田議員の呼びかけで女性議員にご案内いただき、都議会議事堂(と、呼ぶのですね!)で知的障害者の大学進学と、児相と警察との連携をテーマに二つの研修を受けました。

研修1

知的障がい者の大学に関しては全国でカレッジを展開する鞍手ゆたかカレッジ他たくさんの事業所を運営する社会福祉法人、鞍手ゆたか福祉会の理事長さんが講師です。福岡に鞍手(くらて)町という町があることを知りませんでした。そしてそこから全国に知的障がい者が学ぶカレッジを展開していかれました。

私は本当に目からうろこで自分の不明を恥じるというか、共生社会を目指しているはずの己の中のバリアに気づかされ、衝撃的なお話でした。親の愛が切り拓いた道のすばらしさと自分の認識の至らなさと両方で涙目になったことでした。

こちらのリンクからゆたかカレッジの設立の目的をお読みください。

障害者権利条約は一般的な高等教育を享受することを確保する合理的配慮を求めていた…!研修のタイトルに「知的障害の子どもに大学教育を」と書かれているのを見て理解が難しかったのですが…学士号がとれるわけではないけれど、キャンパスライフが送れる。学ぶ喜びを知る場。第二の誕生ともいわれる青年期に、特別支援学校を出た子には作業所など働く道へと選択肢は限られている。国の自立支援の補助金で実質無償で学べるという。アメリカでは特別支援学校で9割の子が22歳まで学ぶという。

印象的だった言葉

〇講師の長谷川さんの娘さんは現在26歳。「重度の知的障害があって、特別支援学校の高等部を卒業する時に、留年も許されず、もう社会に出て行かなければならないのかと切なかった。まだ幼い彼らに職業訓練をせざるを得ない。」

(お父さんは『切ない』のだ…。私も特別支援学校の分教室を視察して、就労訓練の一環でお茶をだしてくれた女生徒を見たはずだ。「確かに社会に出て生きていくために訓練しなきゃね…」と分教室の外では障害のない高校生たちが青春を謳歌しているのに。選択肢が限られる、その不当な状況に思いが至らなかった…。)

〇知的障害の人たちは働く意義がわからなくて些細なことで離職する。

差別されて育ってきているので屈折している。(これ、障がい児の親だからこそ言える言葉だと思いました。)青年期に後輩ができたりすることで心が丸くなる。

〇入学資格は、カレッジに行きたいですかときいて、行きたいですと言えばはいれるのだという。卒業時は100%希望の進路に行ける。

そして最初は週に一度、二週に一度と段階的に丁寧に就職後のアフターフォローをしているしくみがあり、離職率が非常に低いと言います。

自治体ができることをうかがいました。

★カレッジという名前がネックになって設立を許されない例があった。建築基準法や消防法の壁がある。ここをクリアしてほしい。

★特別支援学校の進路指導の中に位置づけてほしい。紹介してくれる学校とそうでない学校がある。

★東京では1人1万円の補助金があった

行政に求められる課題がわかりました。2年後には神奈川県内でも横浜市の戸塚と川崎市の中原区に設立予定だそうです。

・・・・・・・・・・・

研修2

2つ目の研修は元警察キャリアの特定非営利法人シンクキッズ―子ども虐待・性犯罪をなくす会の代表理事後藤さんのお話。

児童相談所と警察の連携で失われなくてもよかった命が救われるという趣旨です。警察からは100%虐待情報を提供しているのに、児相からなかなか情報が来ないことに焦燥感を持っておられました。改めて児相が関わったにも関わらず命を落とすことになった重大事件が多発していることには胸が痛みました。

わが党としても、2017年に児童福祉法改正案が出された際に、これは虐待死をなくすための体制整備が主眼だったので、警察からの児相への虐待通報も増えており児童の命を守るという点からすると連携の必要性は無視できないと賛成しています。

同時に、この改正案の付帯決議にも、児相の体制強化の検討が盛り込まれましたが、

私たちが子どもの虹情報研修センターで学んだように、日本の児相の人員体制のひどさを改善することが先決かなと思っています。アメリカ、イギリスでは1人が担当するのは15件程度。日本は100件近く。これでは緻密な対応は不可能です。

そして連携のことなども含め、専門性を磨くために児相の所長等が研修を受けるセンターは国内でせめて後1か所、関西地方に設置されなければならないと。これは本当に喫緊の課題だと考えています。国に働きかけたいと思います。

私は加藤議員と参加しましたが、都議団の里吉議員が研修1に、研修2には大山とも子幹事長が参加されていて終了後疑問を持ったことに関していくつか資料をくださいました。都議団控室には築地移転のニュースやしんぶん赤旗やSNSでよく顔を見る議員さんたちがいてうれしかったですね。やはり神奈川県議団の3倍以上の厚みのある議員団。頼もしかったです。その場で原田議員に寄せられた神奈川におけるストーカーのご相談を引き継ぐことができたのはタイミングがよかったです。

都議団のみなさん、お世話になりました。神奈川にもきてくださいね。

        加藤議員 大山議員 大山

 

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