戦争する国づくりストップを!
ひたむきに県政
神奈川県議会議員

大山奈々子

おおやま ななこ

活動日誌

県庁に子どもたち 入り口で見る拉致問題

2018年11月10日

現在議会は第3回定例会が12月まで続いていくのですが、前半が終わり、しばし休止中です。私は質問準備のため控室のある新庁舎に通っています。

先日、子どもたちが県庁新庁舎前に集まっていました。大会議場をみるのかな。議会に関心をもってね、とか思いつつ歩きながら、ふと彼らの視線の先に大きく掲示してあるものを思いました。

それは拉致被害者、横田めぐみさんとご家族の写真です。

「めぐみをたすけてください」という言葉と悲嘆にくれるご家族の写真。

これが県庁新庁舎に貼り出されたのは先月だったか…神奈川県がなんとしても拉致家族を取り戻す決意の表れということでしょう。

それならばなぜ、朝鮮学校の補助金を切るようなことをするのか。核実験を理由に経常費をカット、一年補助金なしで、翌年に子どもへの学費補助制度を開始。ところがそれすらも拉致問題を書いた教科書に変わらないからとそれを理由に補助金カット。

学校側は描き方が不適切だと県から指摘を受けて、その部分を削除。改訂は全国教科書編纂委員会が決めるので学校側は働きかけるけれど財政面と人材面で改訂が叶わないとのこと。学校側は過渡期の対策として拉致問題を語った副教材を使って教えています。これも県は見に行っています。

本来私学は自主的な教育が保障されるべき。憲法にも謳われています。不当に教育内容に介入したうえに補助金不交付要件にもない前提をもうけてそれがかなえられないからと、補助金停止。学校の努力では如何ともしがたい状況なのに、です。そのたびごとに議会で補助金支給への疑義が語られました。知事は県民の理解が得られないという発言もしています。子どもの学習権の保障を知らない県民がいるならその方たちに説明するのが知事の役割でしょう。

ちなみに朝鮮学校の生徒の国籍で最多は韓国籍、次が北朝鮮そして日本や他の国の子も学んでいるといいます。

・・・・・・・・・・・・・・

国が高校無償化の対象から朝鮮学校を除外していることを国連人権理事会から勧告を受けています。前川喜平元文部科学次官はこれを官製ヘイトだと断じました。

これです。ハーバービジネスオンラインの記者によるインタビューの一部。

――「政府による官製ヘイトがある」ともおっしゃっていますね。

前川:いまの政府の世論誘導の仕方は、ヒトラーのユダヤ人政策によく似ています。「内なる敵」を作るということです。つまり「敵を作ることで団結を強める」という古今東西の権力者が用いてきた常套手段ですよね。それを使っている。

国外では北朝鮮。国内では在日外国人。民族差別的なネガティブ感情に訴えるのが「ポピュリズム」なのです。これは非常に問題が大きいと思います。「北朝鮮は危ない!」「朝鮮学校は北のスパイ養成所だ!」というネガティブな感情を人為的に引き出して増幅させて、それによって自分たちの支持を勝ち取ろうとするのが「ポピュリズム」の一つの側面。(安倍政権は)そういう手法を使っていると私は思います。

・・・・・・・・・・・・・・・

私がもやもやと思っていたことをくっきり語ってくれました。そうして、神奈川県も仮想敵国づくりのお先棒を担いでいると言えます。

全国で8県ほどが、国の悪政の防波堤となって補助制度を作って子どもたちの学びを保障しています。子どもたちの窮状と学校運営の窮状を聞いています。神奈川県が国際的にも恥ずべきいじめをやめて真の共生社会に立ち返るよう求めていきます。そのことはきっとめぐみさんたちの帰国にもつながっていくと私は思っています。

 

 

コメント

  1. 中村 孝より2018年11月12日 06時52分

     読んでいて、前川氏の指摘を感じました。まさに国、県によるヘイトだと思います。
     拉致問題解決には日本がまず侵略戦争を認めることから始めないといけないでしょう。慰安婦、徴用工問題もそこが基本となります。

  2. 大山奈々子より2018年11月12日 22時38分

    中村さん

    そうなんですよね。清算ができていない。
    日独伊三国同盟の他の二か国が国旗も国家も変えて再出発を
    図ったのに日本がアメリカの統治の都合にそった戦後処理をして
    こなかったがために後世の国民、アジアの人々が苦しみを脱しきれない。
    戦後何年たてば私たちは終戦を迎えることができるのだろうと思います。

  3. なめねこより2018年11月18日 23時34分

     「拉致問題の解決に真剣の取り組め」と、ある拉致被害者家族の一人から批判されると、「あの人は北朝鮮の工作員に洗脳されている~」などと言い放つ安倍首相や彼にシンパシーを感じているセンセイ方にとって拉致問題は実は解決してほしくない問題。
     彼らは拉致被害者家族の味方のふりをしているだけで、見えない所では同問題の解決を阻むようなことばかりしている。
     

  4. 大山奈々子より2018年11月19日 23時49分

    青いバッジの意味を考えてしまいますね。

コメント投稿フォーム

※コメントは、スパム対策のため、一度内容を確認したうえで公開させていただいています。公開まで時間がかかるときもありますが、ご了承ください。

CAPTCHA