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ひたむきに県政
神奈川県議会議員

大山奈々子

おおやま ななこ

県議会

みなと会で、カジノと図書館を問う

2019年7月6日

みなと会

横浜市内選出県議と横浜市幹部が県庁で懇談する場が年に二回ほど持たれます。市長に直接質問できるチャンスです。7月8日に市の中期4か年計画と今年度の予算概要、国際的イベントの説明がされて私は一番に挙手しました。発言者は私とあと一人のみでした。

「カジノの説明が全くない。市長は白紙といっているが、中期4か年計画には検討と記されていたはず。市としてはどういう段階か」と問うと、市長は「カジノについては白紙。市民の不安も聞いている、経済界の要望もある」という回答。「いろいろな声を聴く立場だと思うが、地方自治体の役割は福祉増進にあるこということをきっちり据えて市民の声にこたえるべき」と述べました。市内ではカジノ事業者を代弁するような市による説明会が開かれています。

(前に市の幹部。青い服が林市長です。)

次に図書館について。

市長が熱をこめて文化観光振興のためにオペラやバレエを観る劇場をつくりたいという。ヨーロッパでは国や自治体が劇場を持っている。横浜は大都市なのに専用の劇場がない。神奈川県民ホールがあっても演歌のあとにオペラをやったりしてなんでもやる劇場だ。(なんでもできる劇場ですみませんでした(^’^))インバウンド(訪日旅行)を呼び込める専用の劇場をつくりたい。という。横浜港には船を7隻着岸させられる。

…。じゃあ、同じ自治体が運営するといってもヨーロッパ型の市民が鑑賞しやすい劇場ではなく、入場料で儲ける劇場がほしいという意味ですね。

私は「文化芸術に注力することはいいことだが、同じ文化というならば、港北区民から図書館の設置を切実に求められている。35万の区に一館しかない。横浜市には一区一館構想があると言うが、人口が増大しているのだから、人口比に変えるとかそういう検討はされていないのか。」

これに対しては現状そういう予定はないがご意見を聴いていくと。

35万の人口に図書館一館で文化を語るなかれ。ついでに区民文化センターも18区中10区にしかないという。

このあと、立憲民主から計画の中に、「財政難だから給食できないと言うが、劇場つくるなら、ハマ弁やめて給食にしないのか」という質問あり。市議会でその請願を否決したまさにその立憲さんから出た質問。あとでその議員に聞くと選挙でそう言ってきたからと。

ちなみに市長の答えはまたも「家庭弁当を作りたいという人もいる。まずはハマ弁をひろげたい」という話。

じゃあ、会派でしっかりその立場に立ってください。個人の思いと会派の決定が真逆だから市民を苦しめます。立憲民主党の市議候補を応援した方が駅で会った私に、「あんなに給食やるっていったのに。全く信用ならない!」と怒っていらっしゃいました。今日の質問をした議員さんが、会派を引っ張って、選挙公約を果たしましょうと、リードする立場で頑張って欲しい。

千々に思うところの多い会でした。事前準備無しで生なやり取りができるという意味では興味深い場です。市長が劇場を否定されると色をなして反論したのも驚きました。東京は歳入が横浜の16倍なんだと。それがどうしたという話。横浜市も政令市の中で5本の指に入る財政力のはず。市民生活の充実より、税収アップばっかりって、自治体は営利企業に非ず。

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一年生議員だったとき、みなと会の場は政策論議のない穏やかな市長応援の場でした。自民党が少し質問して円満にあっという間に閉会。しかし北綱島特別支援学校急閉校問題が起こり、黙っていてはだめだ、形骸化したみなと会ではいけない、と意を決して市の認識を問うて以来、毎回私は意見をいうことになりました。今回、共産党と立憲民主党が質問しただけで終わったという珍しい展開でした。

 

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